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合言葉は「林業立村」「モザイク森」 諸塚村役場で一行の到着を待っていたのは、企画課長補佐の矢房孝広氏だった。一級建築士でもある彼は、東京や大阪での都会暮らしを経て諸塚村の戻り、現在 は村のために情熱を傾けている人物。数年前からスタートした諸塚村産直住宅プロジェクトのリーダーでもある。優しい笑顔が印象的な矢房氏。さっそく諸塚村 の概要を隊員たちに語ってくれた。 宮崎県諸塚村は九州山脈の奥深く、天孫降臨伝説の地・旧高千穂郷の一角に位置する。人口2400人余り、1,000m級の急峻な山に囲まれた小さな山村 である。標高150〜800mの山間に88の集落が点在し、村土の95%を山林が占める。山林の98%は民有林で、人工林(植林した森)率は73%。スギ やヒノキといった針葉樹と、椎茸の原木になるクヌギやナラの広葉樹を混交して植樹したモザイク林相と呼ばれる特徴的 |