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日本の森の再生と、住宅の再生を同時にできる方法が
ないかと考える。

しかしながら、現在の住宅街を見回してみると、
大量生産、消費社会のもとでつくられた住宅
(時代の流れの中に自然発生したものならば、
    これもヴァナキュラーと呼ぶのだろうか?)
が連立し、一種異様なまち並みを形成している。

本来の意味でのヴァナキュラーを取り戻すべく、
設計者・工務店・生産者、そしてそこに住む人々が
互いに手を組み、
自らの再生も含めたまちの再生(ヴァナキュラリズム)を
目指してゆく。

                     
フォーラム設立主旨 2002年5月
※ヴァナキュラーとは
「風土的」「土着の」などの意味。
バーナード・ルドフスキー著の「建築家なしの建築」のなかで多用された。
ここでは、昔ながらの地場における建築を表しています。


▲ FH+ FOREST HOUSE PLUSの略
緑(F)は自然の草花や木々の葉、オレンジ(H)は大地・太陽、
水色(+)は空の色を表す。
現在の山の事情、まちの状態、自然の恵みをここに表現している。


なぜ、森から住宅を考えるのか

私たち住宅の作り手は、木造住宅の家を造るときに当たり前に木材を注文し、そして使っていました。
この木材がどこから来ようが、どんな価格だろうが。

そしてある時、使用している木材を扱っている会社に訪問することになりました。
そこは木の育成から始まり、伐採、製材、プレカットまで行う総合的な会社でした。

そう聞くと皆さんはやはり木材も他のプラスティック工場と同じように、工場から“ぽん”という感じに出てくるように感じませんか? しかし木材には長い年月といろいろな人の“手”がかかり、ひとつの住宅になっていくのです。

そんな住宅の一部である木材がどんなところで、どのような人々の手を経て、私たちの元へとやってきているのかを感じてほしいと願います。

そんな森の現状とこれからを、私たちなりに考えてみました。
それぞれの人々が何かを感じて行動していただければと思い、この活動を続けています。
                     
              森から住宅を考える事務局 代表 千葉弘幸/千葉工務店

 

   
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